伝統工芸 錺師(かざりし) 仏壇の金具の素材には、銅板もしくは銅合金が使われている。木地の寸法に合わせ、鑿(のみ)で図案を入れる。 「錺師(かざりし)」は、仏壇を華やかに美しく装飾する金具を製作する匠。銅や真鍮(しんちゅう)、銀などの地金をメッキ加工する。細やかな紋様を線刻する「毛彫」、透かし紋様を切り抜く「透彫」、立体的に彫る「地彫」「肉彫」の4つの伝統的な技法がある。 PREV